魔界門
　
　
写真はG850版のもので、他機種でプレイするとレイアウトが異なる場合があります。

▼オリジナル版について▼

PJ '93年２月号に掲載された、U☆one氏の「魔界門」(FX-890P/Z-1用)を移植したものです。
ポケコンでは珍しい本格的なアクションPPGが遂にG815/G850にやってきました。

▼ストーリー▼

太古の昔、魔界に棲む魔物たちの手によって魔界門が造られた。
魔物たちは魔界門を通って地上界に現れ、地上界を征服しようと動き出した。

しかし、天上界の神の手によって魔物たちは焼き払われ、
魔界門は６つのクリスタルの力で封印された。

――――そして、数千年の時が流れた。

地上界のルア大陸の一角に一人の魔法使いが棲んでいた。
その魔法使いは無限の魔力を持ち、暗黒魔法をも自由に操り世界征服を企んでいた。
人々はその魔法使いを「ダーク・ウィザード」と呼び恐れていた。

ある日、ダーク・ウィザードは封印された魔界門を見つけ出し、
６つの封印のうち５つまでを解いてしまった。

それを天上界で見ていた神は、ダーク・ウィザードの野望を阻止すべく一人の勇者を遣わした。
そして、勇者はダーク・ウィザードの棲む闇の塔に潜入したのだった。

▼タイトル画面でのキー操作▼

『１』を押すと最初からスタート。
『２』を押すとファイルのLOAD画面に移動します。
また『Ｃ』を押すとセーブファイル初期化の画面に移動します。

▼遊び方▼

闇の塔に棲む魔物たちを倒しながら進み、搭のどこかにいるダーク・ウィザードを倒すのが目的です。
勇者といえども最初は弱い存在なので、魔物を倒して経験を積みレベルアップさせていきます。

同じ種族の魔物でも、上の階に上がるほど強くなっていきます。
戦ってみて敵わないと思ったら、一旦下の階に降りて経験値を稼ぎましょう。





●戦い方●

勇者の武器は剣（つるぎ）のみです。残念ながら魔法は使えません。
魔物に近づいて『SPACE』を押して剣で攻撃してください。
攻撃がヒットすると、魔物の頭上に魔物が受けたダメージが表示されます。

魔物の方は、体当たりまたは飛び道具で攻撃してきます。
勇者がダメージを受けると、勇者の頭上に受けたダメージが表示されます。

●ジャンプ●

ジャンプの種類には勇者の向いている前方にジャンプする斜めジャンプと、
真上にジャンプする垂直ジャンプがあります。

段差を上ったり、１マス分の穴を飛び越えたりする時は斜めジャンプを使います。
もちろん魔物を跳び越える時にも斜めジャンプは有効です。

●宝箱●

各フロアには１個ずつ宝箱が置いてあります。
冒険に役立つアイテムが入っているので、是非ともコンプリートを目指しましょう。
宝箱の開け方は、宝箱と重なった状態で『２』を押します。

●フィールド画面で使えるアイテム●

アイテムには剣や盾、持っているだけで効果のあるマトック等がありますが、
フィールド画面上で任意のタイミングで使えるアイテムとして、
「ポーション」「デカポーション」「天使のはね」があります。

これらの３種類のアイテムはフィールド画面上で『Ｚ』で選択、『Ｘ』で使用します。
ただし数に限りがあるので注意してください。

●レベルアップ●

レベルアップすると、AP（攻撃力）、DP（防御力）、最大HPが少し上昇します。
また、この時にHPが最大HPの値まで復活します。

勇者のHPは、レベルアップ時かアイテムのポーションを使った時にしか上昇しません。
一般的なRPGにある宿屋の様なシステムは無いので注意してください。

●ゲームオーバー●

勇者のHPが０になるとゲームオーバーです。この時にコンティニューを選ぶと、
『勇者が最後にレベルアップした直後の状態』から再開します。

もしゲームを初めて一度もレベルアップせずにゲームオーバーになった場合は
ゲームを始めた直後の状態から再開します。

いずれにせよ、コンティニューした場合は少し前の状態に戻されてしまうので
こまめにファイルにセーブする事をお勧めします。

▼CAMP画面▼

フィールド画面上で『Ｃ』を押すといつでもキャンプ画面に入ります。
このゲームにはPAUSE機能がないので、キャンプ画面が実質的なPAUSE状態でもあります。

●１：ステータス●

勇者の現在のステータスを見る事ができます。



●２：装備●

手に入れた剣や盾は装備しないと意味がありません。
『２』と『８』でカーソルを動かし、『４』と『６』で装備したい剣や盾に変更します。
『０』を押して装備画面から出ると変更した装備が適用されます。



なお勇者は最初から「普通の剣」と「普通の盾」を装備しています。

●３：アイテム●

現在所有中のアイテムを確認できます。
『２』『４』『６』『８』キーでカーソルを動かして、アイテムの名前を見る事も出来ます。

※この画面はアイテムの確認用であり、この画面からポーション等のアイテムを使う事は出来ません。

●４：ＳＡＶＥ●

現在進行中のゲームをセーブします。３つのファイルからセーブするファイルを選んでください。

基本的にいつでもセーブは出来ますが例外として、
・ボスとの戦闘中
・天使のはね使用中
・その他特別な場所
ではセーブが出来ないので注意してください。

●５：ＬＯＡＤ●

タイトル画面からだけではなく、CAMP画面からもファイルのロードが出来ます。
ただしロードをしてしまうと、直前まで遊んでいたデータは消えてしまうので注意してください。

●６：キー操作●

フィールド画面上でのキー操作を確認する事が出来ます。
このゲームはキー操作がやや複雑なので、操作を忘れた時に見ると良いでしょう。

なお一度に全部を表示しきれないので『２』と『８』で上下にスクロールさせてください。

▼地形について▼



▼アイテムについて▼

ほとんどのアイテムは宝箱の中に入っていますが、
一部の特別なアイテムは、ある条件を満たした時に手に入ります。

名前	効果
マトック	土を掘ることが出来る
キャンドル	落とし穴や一方通行が見える様になる
金のカギ	金の扉専用のカギ
銀のカギ	銀の扉専用のカギ
ポーション	ＨＰが最大100ポイント回復する	フィールド画面上で　 　選択して使用する
デカポーション	ＨＰが最大ＨＰまで回復する
天使のはね	一定時間空を飛ぶことが出来る
クリスタル	かつて魔界門を封印していた魔法の石 　６個中５個が行方不明となっている

▼魔物たち▼



▼冒険のヒント▼

●勝てないのは己の力不足●

このゲームでは、自分より強い魔物と戦った時にまぐれで魔物に大ダメージを与える事はありません。
もし魔物に与えるダメージが０〜１ポイントの時は明らかにその魔物の方が強いのです。

素直にレベルを上げるか、強い剣を探し出して装備してください。

●レベル上げの目安●

ものすごく大雑把な指標ですが、このゲームでは「レベル数＝安全に歩けるフロア数」となっています。
例えばレベル15の時は、15階にいる魔物から大ダメージを受ける事はほぼなくなります。
ただしこの指標は、順当に剣や盾のアイテムを手に入れた場合なので注意してください。

闇の塔は30階建てらしいので、
ダーク・ウィザードと戦う前には最低でもレベルを30以上にはしておきたいものです。

●天使のはねの使いどころ●

天使のはねは数に限りがあるので使いどころの難しいアイテムですが、
天使のはねを使わないとたどり着けない場所に宝箱が置いてあるフロアもあります。

また天使のはね使用中は、落とし穴を通って上のフロアに移動する事も出来ます。
どこかで役に立つかも！？

ちなみに天使のはねを全く使わなくてもクリアは可能です。
もし天使のはねを全部使い切ったとしても落胆しないでくださいね。

●龍の剣を見つけよう●

龍の剣は最強の剣ではありませんが、他の剣とは異なる特徴を持っています。
見つけたら是非一度は装備してみましょう。

●毒沼はジャンプ移動で●

HPが少ない時の毒沼の移動は脅威です。
普通に歩くと１ポイントずつダメージを受けますが、ジャンプで進むと受けるダメージが半分で済みます。
（ただし毒沼の真上に壁がある時はジャンプは出来ません。）

小さな事かもしれませんが、とにかくゲームオーバーにならない事がクリアへの近道なのです。

オリジナル版の『魔界門』は、U☆one氏に著作権があります。

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