ゲームで振り返るポケコンジャーナル

 1996年 

<主な出来事・雑感>

●1月号より表紙がイラストから写真に変わりました。(ポケコンとは無関係の写真です)
  しかも画質が妙に荒いのよ。噂ではフリー素材を使ったのだとか。

●4月号で創刊100号を達成しました!
  創刊号から読み続けてきた私にとっては感慨深いものがあります。

●しかし残念ながら翌月の5月号をもって休刊となりました。
  時代の流れだし、まあ仕方ないよね。

  対応機種  タイトル  作者  備考 
 96年1月号   PC-E500シリーズ  Circuit Master  佐伯俊道   
 PC-E500シリーズ  GO!GO!ラリー  芸夢職人   
 PC-E500シリーズ  HOUSE PROJECT  家崎 洋   
 PC-E500シリーズ  Gradually  ris'n'sne  機種によっては要増設RAM 
 PC-E200/G800シリーズ  づらづらなるままに  鷺の宮ぷりん   
 PC-E200/G800シリーズ  塊壊遊戯  森本武資   
 PC-E200/G800シリーズ  オタマジャクシ・ラプソディ Remix  咳止組   
 PC-G815  ポケコン・バトル  ドラキュラX3   
 FX-890P/Z-1  SUPER BASS FISHING  OKAKOON   
 FX-890P/Z-1  Key fighter  岡田尚吾   
 FX-890P/970P/Z-1VX-3/VX-4  Overnight Sensation  植木屋さん、これでいいですか   
 PB-100シリーズ  いっぱい!  滝本飛沫   
 PB-110/120  Zombie Cote  鼻くそビリヤード  機種によっては要増設RAM 
 96年2月号   PC-E500シリーズ  お習字  そうげん&公孫  特集記事内に掲載 
 FX-890P/Z-1  COMMUNICATION POKER  K〜PROGRAM   
 96年3月号   PC-E500シリーズ  帰ってきたごきぶり君  ゴキブリ丼   
 PC-E500シリーズ  Pass Through  佐伯俊道   
 PC-E200/G800シリーズ  雲雲パニック  咳止組  特集記事内に掲載 
 PC-E200/G800シリーズ  スロットBASEBALL  咳止組  特集記事内に掲載 
 HP 200LX  Line Game  Sour23  特集記事内に掲載/要Q BASIC 
 96年4月号   PC-E500シリーズ  FASTEST HORSE  KYU   
 PB-100シリーズ  ぽあぽあ  小山田正人  機種によっては要増設RAM 
96年5月号
(最終号)
 PC-E500シリーズ  PJ100号記念シューティング。  たかじょゆうき。   
 PC-E500シリーズ  だるまさんがころんだ  悪性新生物   
 PC-E500シリーズ  バンジー・ジャンプ  植木屋  ゲーム・デザイン館 
 PC-E500シリーズ  バンジー・ジャンプ  雅 製作所  ゲーム・デザイン館 
 PC-E500シリーズ  BOMBSITE  佐伯俊道  ゲーム・デザイン館 
 PC-E500シリーズ  So Nervous for OPAS  御茶目菜子  Programmer's ROOM内に掲載 
 PC-E500/E200/G800シリーズ  BOUNDS  箱入り電柱  ゲーム・デザイン館 
 PC-E200/G800シリーズ  バンジー・ジャンプ  大門正史  ゲーム・デザイン館 
 PC-E200/G800シリーズ  爆裂コマンドー  こさいん  ゲーム・デザイン館 
 PC-E200/G800シリーズ  競馬王  石井和夫   
 PC-E200/G800シリーズ  P-1 GRAND PRIX  埼工大の武蔵   
 PC-E200/G800シリーズ  INPUT BATTLER  ぱぴよん   
 FX-890P/Z-1  バンジー・ジャンプ  ADIHSOY  ゲーム・デザイン館 



という事で、PJ91年6月号から96年5月号までの5年間の「ゲーム」をリスト化してみました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

PJはポケコンだけではなく時代の流れに合わせて、電子手帳、PDA、小さな電子ガジェット等も扱うようになりました。
意外に思われるかもしれませんが、デジカメなんかも記事にしていて
私がカシオのデジカメ「QV-10」を知ったのもPJがきっかけでした。

年代が進むにつれてポケコンの新機種もあまり出なくなっていき、
その分ポケコン以外の記事が増えていくのをモヤモヤしながら読んでいた昔からのポケコンユーザーもいた事でしょう。
しかし最後まで誌名から”ポケコン”の文字は消えなかったので良しとしましょう。

「ありがとう!ポケコンジャーナル」



●おまけ:PJ96年5月号(最終号)の話●

マイナーな雑誌の多くは雑誌の休刊を事前に告知する事が無いように、
PJも最終号の1つ前の4月号では特に何も触れられてはいませんでした。

ところが4月号では、巻末にいつも載っている『原稿(プログラム)大募集』のページが載っていなかったので、
これを見て勘のいい人は、「ははーん、PJ終わるんだな。」と覚悟を決めていました。(私もその一人です)

そして5月号の発売日になり、本屋に行ってみたもののPJは置いていませんでした。
一週間くらい連続で本屋に通いましたがやっぱり置いていなくて
「人知れず休刊になるパターンか!」と思い当時は愕然としましたね。

結局5月号は当初の発売予定日から1ヶ月くらい過ぎてから発売されました。
本屋で見かけたときは正直ホッとしましたよ。
しかし、表紙を見るとそこには「最終号」の文字が・・・
覚悟は出来ていましたが、実際に目の当たりにするとやはり少しショックでしたね。

PJ最終号は、通常のPJ(96ページ)の約1.5倍の146ページになっていました。
本がいつもより分厚いのでもしかして値段も高いのかな?と裏面を見てみると値段は何と1900円!(通常は580円)
情報量はいつものPJの1.5倍なのに値段いつもの3倍以上!!さすがに驚きました。
まあ、もちろん買いましたけどね。

尻つぼみになりながらひっそりと消えていく雑誌が多い中で、PJは最後に大きな花火を打ち上げてくれました。
「当初の発売日には間に合わなかったけど、出来る限りのことはやったぞ。」という
工学社とPJ編集部の思いが伝わる最終号でした。
PJが休刊して20年以上が経ってから言うのもなんですが、PJ編集部のみなさん、本当にお疲れ様でした。



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